ニュージーランドで税務申告書を提出した人を対象としたオンライン詐欺が最近明らかになりました！！

国税局は、国税局からのものであると主張する電子メール・チェーンを転送された時に不正を発見しました。
電子メールは、件名に「IR3個人所得税申告書2016」と記載されています。

“確定申告計算後、あなたは税還付を受ける資格があると判断しました”　そして　”税還付請求を提出し、処理するために1〜3日はかかることにご留意ください。”と続きます。

“「納税払い戻し」のためには、被害者が自分の個人情報をクリックして入力するための外部リンクを押す必要があります。”
“注：払い戻しは、例えば無効な記録を提出したり、締め切り後に申請するなど、さまざまな理由で遅れる可能性があります”ともっともらしい警告まで記載があります。

そしてこの作業は国税局の著作権侵害で終わり、「セキュリティ上の理由から」ユーザーは「15分間何も操作しなくても自動的にログオフされます」と表示が出ます。

自動ログオフという話は今まで聞いたことがありません。この時点でとても怪しいですね。

国税局のスポークスマンは、「これは本物の電子メールではない」と言い、今年の税務シーズン中に国税局が認識していたいくつかの詐欺についても以下のように人々に警告しました。
“このような文面を書いたemailは国税局からは発行していません。”

最近は、電子メールや電話を中心としたさまざまな種類の詐欺が、不幸にもほぼ一定して発生し続けています。

もしこのような被害にあった場合は、国税局0800 227 774に連絡するようアドバイスされています。

詐欺の種類

国税局は、以下のようなことはしません。
•個人情報の提出を求めるウェブページへの外部リンクを含むメールの送信はしません。
•E-mail、直接の訪問、電話などで税金払い戻しは行いません
•税金払い戻しのためにお金を払うように依頼はしません。
•iTunesカードやギフトバウチャーを使用して税金を払うよう依頼しません。
•”税務上の借金を直ちに返済しない限り、急な法的措置を行う”というような脅しをすることはありません。
•連絡なしであなたの家に代理人を送りません。 誰かがあなたの家に現れた場合は、身分証明書を慎重に確認し、懸念があれば国税局に連絡してください。

このように、ニュージーランドでは確定申告の詐欺が発生しています。日本の確定申告とは違うので、ニュージーランドではそうなのかな？と思って個人情報は漏洩してしまっては一大事です。

もしご自分でニュージーランドの確定申告をする際に不安がある場合は、弊社でもニュージーランドでの会計士さんもご紹介しておりますので、ご相談ください。

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inoue

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