技能移民部門について
技能移民部門は、ニュージーランドで求める若く優秀な人材を積極的に移民受入するための、一番申請しやすい部門です。
【1】自己査定
永住権を申請するための最低条件
- 健康である事
- 犯罪歴が無い事
- IETLS 6.5以上の英語力があること
- 年齢が20歳以上55歳未満であること
- 資格が必要な職業の場合、ニュージーランドで有効な資格があること
【2】自己査定とEOI(Expression on Interest)の申請
自己査定
技能移民部門への申請する前に、移民局によって定められた自己査定表に基づいてポイントを満たしているかチェックが必要です。
この自己査定で100ポイント以上の場合は、永住権申請の第一段階であるEOI(Expression of Interest)の申請書を移民局に提出が可能です。(移民局のHPからも申請することができます → Apply Online(アカウント作成が必要です))得点数は学歴、年齢、雇用保障(Job offer)の有無、職歴年数などによって異なります。(その他パートなーの学歴資格の有無やオークランド以外の地域での雇用の有無などもボーナスポイントも含まれる)
雇用保険については、技能職リストに含まれる業種・ポジションであるかどうかも注意が必要です。
【3】NZ移民局による審査、検証
EOI申請の中から、移民局が2週間毎に選出します。2015年10月時点では、140ポイント以上で、更にジョブオファーがあればほぼ選出され、100以上140以下でもジョブオファーがあれば、通過の可能性は高いですが、ニュージーランドが求めている人材(職業や技能等)であるかどうかも考慮した上で選出が行われます。セレクション各回の結果はNZ移民局ホームページで公表されています。
【4】Invitation to Apply
条件を満たし、申請内容に信憑性があると判断されると、移民局から本申請に進むように通達であるITA(Invitation to Apply)がきます。ここでようやく永住権の申請となります。
申請者は、健康診断書/無犯罪証明書(出身国の警察署から発行)/英語力(IELT 5.6以上または同等のレベル)の証明書/技能を要する職歴の証明書の提出が必要になります。これにより、EOIで申請した内容が事実であることの証明となります。全て英語で書かれたものでなければならず、英訳する場合の翻訳業者は移民局によって指定されています。
【5】永住権申請受理/審査開始
必要書類を提出し、いよいよCase Officerによる審査開始となります。申請時期や地域、内容や職種の他、担当者の特性によっても合否や期間は異なる様です。直ぐに合否が確定することはほとんどないので、余裕を持って申請し、気長に待つようにしましょう。
【6】合否確定(永住権発行/申請却下)
EOI申請の中から、移民局が2週間毎に選出します。2015年10月時点では、140ポイント以上で、更にジョブオファーがあればほぼ選出され、100以上140以下でもジョブオファーがあれば、通過の可能性は高いですが、ニュージーランドが求めている人材(職業や技能等)であるかどうかも考慮した上で選出が行われます。セレクション各回の結果はNZ移民局ホームページで公表されています。
1. 雇用
技能職と見なされる職種でのニュージーランド企業からのジョブオファー
技能職としての雇用状況 Skilled Employment |
ポイント |
---|---|
ニュージーランドで仕事が内定している | 50 |
すでに12ヶ月未満ニュージーランドで技能職として就職している | 50 |
すでに12ヶ月以上ニュージーランドで技能職として就職している | 60 |
ボーナスポイント内容 | ポイント |
---|---|
発展が期待される分野での雇用が確定している | 10 |
非常に技術者が不足している分野での雇用が確定している | 10 |
オークランド以外での雇用が確定している | 10 |
申請に含まれるパートナー(配偶者)が技能職で雇用が確定している | 20 |
2. 職歴
技能職としての職歴 Work Experience In Skilled Employment |
ポイント |
---|---|
2~3年の技能職としての職歴がある | 10 |
4~5年の技能職としての職歴がある | 15 |
6~7年の技能職としての職歴がある | 20 |
8~9年の技能職としての職歴がある | 25 |
10年以上の技能職としての職歴がある | 30 |
職歴におけるボーナスポイント
ニュージーランドでの職歴 Work Experience in New Zealand |
ポイント |
---|---|
1年以上ニュージーランドでの職歴がある | 5 |
2年以上ニュージーランドでの職歴がある | 10 |
3年以上ニュージーランドでの職歴がある | 15 |
発展が期待される分野での職歴 Work Experience In An Identified Growth Area |
ポイント |
---|---|
発展が期待される分野での職歴が2年~5年ある | 10 |
発展が期待される分野での職歴が6年以上ある | 15 |
非常に技術者が不足している分野での職歴 Work Experience In An Area Of Absolute Skills Shortage |
ポイント |
---|---|
非常に技術者が不足している分野での職歴が2年~5年ある | 10 |
非常に技術者が不足している分野での職歴が6年以上ある | 15 |
3. 資格
学歴 Qualifications |
ポイント |
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NZの基準によりLevel 4~6と認定される資格(職業資格・ディプロマなど) | 40 |
NZの基準によりLevel 7~8と認定される資格(学士号・一部の修士号など) | 50 |
NZの基準によりLevel 9~10と認定される資格(修士号・博士号など) | 60 |
ボーナスポイント内容 | ポイント |
---|---|
フルタイム2年以上のニュージーランドの学校でBachelorを修了している | 10 |
フルタイム1年以上のニュージーランドの学校でpost-graduateを修了している | 10 |
フルタイム2年以上のニュージーランドの学校でpost-graduateを修了している | 15 |
発展が期待される分野での学歴を取得している | 10 |
非常に技術者が不足している分野での学歴を取得している | 10 |
配偶者がLevel 6以下の学歴を取得している | 10 |
配偶者がLevel 7以上の学歴を取得している | 20 |
4. 年齢
年齢 Age |
ポイント |
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20~29歳 | 30 |
30~39歳 | 25 |
40~44歳 | 20 |
45~49歳 | 10 |
50~55歳 | 5 |
5. 親族
ニュージーランドにいる親族 Close Family In New Zealand |
ポイント |
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ニュージーランドに親族がいる | 10 |