ニュージーランドはHelen Clark と John Keyの功績により、過去17年間とても安定した国を維持していました。
しかしそれが今年、Bill English新政権になったことで全てが変わってしまう可能性があります。
どの連立政権であれ、支持率を増やすためには、現在連立パートナー関係にないNZ First党かGreens党の支持を得るということが必要不可欠となりそうです。
現2大政党の党首であるBill EnglishもAndrew Littleも以前に選挙で勝利したことがないのです。
では、Bill Englishがこのまま首相を続けるためには、何をするべきでしょうか?
もし世論の通りに施作を行ったら面白いのではないでしょうか?
ここに世論の期待するアイデアをまとめてみます。
<インフラ>
金利は依然として歴史的な低水準のため、長期のインフラプロジェクトへの資本にあふれています。
ニュージーランドはインフラがまだ十分ではなく、今がそのプロジェクトに最適のタイミングです。
政府は、民間資本を利用できるような枠組みを作る必要があります。
イニシャルプロジェクトとしては、ニュージーランドの都市のいくつかを結ぶ2つの高速道路と、鉄道への投資により、高速列車で乗客や貨物列車を通すことができます。
アイルランド政府は100年債を2.35%発行しています。そう考えると現在の金利環境を利用して、長期的なインフラに資金を供給すべきですね。
発表されている現在のプロジェクトは比較的小さく、あまり大きなインパクトにはなっていません。
ニュージーランドは、西洋圏で最も高い移民率を持ち、アメリカの約3倍です。
ニュージーランド国民だけではそれを保つことができず、ニュージーランド経済を支えるには、移民は必要不可欠です。
<住宅>
税額控除の撤廃。ニュージーランド居住者への購入制限
<電気自動車>
電気自動車への移行は、今後10年間さらに加速化されるでしょう。
ニュージーランドは、電気自動車と太陽エネルギーの補助金を提供し、全国的な充電ステーションのネットワークを提供してきました。このモデルにCNG(天然ガス)を採用し、世界をリードする技術を誇ります。
<交通料金>
都市が成長するにつれて、道路交通は資源となり、価格を付ける必要があるものになりました。オークランドの渋滞は、ロンドンに似ていますが特に頭を炒めるような問題ではなく、公共交通機関を制限すればいいと考えています。
<水道>
水は貴重な国家資源です。ニュージーランド人は清潔な水をもちろん好みます。河川、湖沼、飲料水がより高い水準に保たれるように、水の卸売りは正しく価格設定される必要があります。
<KiwiSaver(保険)>
KiwiSaverは義務的に加入する必要があります。また、非常に有能な投資チームを抱えるNZスーパーファンドまたはACCが高品質のキウイセイバーファンドを手頃な価格で提供できるようにする必要があります。これにより手数料が削減され、ニュージーランド人の退職金が大幅に増加します。
<グリーン認定制度>
グリーン認定制度は、ニュージーランドが商品やサービスのプレミアムを獲得し、観光業にさらなる価値を付けることができます。この分野では、2030年までに100%の再生可能エネルギー、海洋保護区、都市の義務的な緑地、ビニール袋の撤廃、雨水の改善などを対象としています。
<犯罪>
盗難は、被害学的にも、道徳的にも、ニュージーランドの大きな問題となっています。ニュージーランドがこの犯罪にどのように取り組んでいるかについては、民間調査員の罰則などを含めて、大きな見直しが必要です。
<漁獲枠システムの再構築>
漁業は、貴重な国家資源です。疑わしい歴史的漁業記録に基づいて個人および企業に漁獲量の永久割り当てを行ってきましたが、実際には機能せず、巨額の資産移転をもたらしていました。政府は、他の国家資源と同じように、20年単位の漁獲枠などの設定を設けるべきです。
<銀行>
オーストラリアの4大銀行は、ニュージーランドの株式市場に上場しているすべての企業より多くの資金を調達しています。私たちは、これらの機関を部分的に上場させるべきなのかもしれません。
<税金>
ニュージーランド政府は多国籍企業がニュージーランドで税金を公平に支払うように、ゆっくりと動き出しています。この方面に関しては、もっと積極的に取り組む必要があります。
<健康管理>
ニュージーランドは小さな国ではありますが、高度に専門化された分野などで世界レベルのヘルスケアを提供するために、単一のセンターに移行することを検討すべきです。
国民党の最大の強みはジョン・キーでしたが、彼は首相の座を退いてしまいました。
ビル・イングリッシュは、ジョン・キーが見据えていた将来のビジョンを明確にする必要があります。
現在の国民党は中国からのアプローチを受け、5年後の変化と未来に注目があつまるでしょう。
Author Profile
最新の投稿
- 最新のお知らせ2019.05.09姉妹サイト「GooAsset」オープン!!
- 最新のお知らせ2018.06.27オークランド近郊のHousing NZ物件 2件追加!!
- 最新のお知らせ2018.02.26Auckland 物件追加!!!
- 最新のお知らせ2018.02.06Te Aroha物件2件追加!!!