
他の市より高い割合で、オークランドの居住者の5人に1人は退職後にオークランドから他の地域へ引越しをします。
ANZの退職貯蓄率測定による調査では、都市を離れる計画であるオークランド居住者は20%ほどいましたが、オークランド以外の北島に住む人の転居率は12%ほどに留まりました。
南島では、退職時に現在の居住地から16%が転居を考えています。
退職後の居住地は?
•49%—どこに住むか分からない
•15%—現在の自宅
•16%—別の町または市に移動する計画
•6%—retirement villageへの移動計画
出典:ANZ Retirement Savings Barometer
オークランドの住居費を考えると、このように退職後にもっと住居費が安い地区に移るという人数が多いのは不思議なことではないかもしれません。
ただ、医療面において、地方は都心での充実さには劣りますので、退職以降の年齢ならではのリスクは考えなくてはなりません。
老後の見えなさと不安は万国共通?
一方で、調査対象者のほぼ半数が、退職後はどこにすんでいるかわからないとの回答が返ってきました。
この回答は、年齢別などといったことで大きな変化もなく、退職時に近くなっていってもその後の居住地は不確実とのことです。
一般的には、年齢は上になるほど、どこに住みたいかが明確になるものかもしれません。
もちろん退職時に住む家に置いて正確な場所をすぐに決める必要はないですが、50代の人はそれについてよく考えた方がいい時期です。
さらに詳しく見ると・・・
さらに詳しく見ていくと、今回の調査対象の555人のうち、24%が少し規模の小さい家に映ると答えています。
それはオークランドに住むことにあたって、人々が予想するよりも多くの現金が必要になる可能性があるからです。
こういった意味でも、小さなレンガとタイルの低メンテナンス物件は、さまざまな理由で需要が高まっています。
そして多くの人が住居のダウンサイジングや移転を計画していましたが、14%の人が住宅資産などを使って退職後の住居にあてるとの数字もでてきました。
75%の大部分の人々は、前回ご紹介したKiwiSaverが退職時に提供する資金と同時に、年金や他の貯蓄からのサポートを期待しているようです。
このように、住宅所有が人々の退職計画の中心にあることは明らかです。
年金が手厚いNZとはいえ・・・
日本に比べたら老後のサポートは抜群にいいNZですが、KiwiSaverだけで退職後の収入が十分かどうか今一度確認する必要性があります。
やはり足りない部分は不動産で解決という考え方ですね。
退職後ではなく、旦那さんが自宅でできる仕事に就いた機会に地方に引っ越す例も珍しくありません。日本人からしたら、オークランドも十分のんびりしているのでは?と思うかもしれませんが、ニュージーランド人はもっとのんびりした場所で住みたいと考えているようです。
Kiwiのライフスタイルも相まって、海外不動産の中でもニュージーランド不動産が注目されている理由の一つかもしれませんね。
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