子供にニュージーランドののびのびとした教育を受けさせたいと考えているけど、学校システムは日本と違うのでよく分からない…なんて方へ。今日はニュージーランドの小学校(Year1〜6)イベントについてご説明します。
まずは、School Holidayについて。
ニュージーランドの学校は四学期制で各学期の期間は約10週間、各学期の間に2週間ずつとクリスマス前から1月にかけての「夏休み」に6週間ほどのスクールホリデーがあります。ただこれは公立校に当てはまることで、私立では冬休みが3週間あって、その代わり夏休みが公立校より1週間短かったり等、学校ごとに違います。
ニュージーランドは日本と違って、毎年1学期はいつからいつまでと日にちで決まっているわけではなく、曜日で決まっています。1学期以外の学期が始まるのは月曜日で、4学期以外の学期が終わるのは金曜日です。
まず、12月の4学期が終わる日にちですが、学校の状況や判断に任されています。
3学期は9月末から10月初め頃に終了しますが、とても学校関係行事が多いシーズンです。スピーチコンテスト、オープンデー、クロスカントリー大会、スクールプロダクション等々があり、そのほとんどが9月に集中しています。
また、3学期最終週はブックフェア週間となっていて、図書室で本を売っており、その本を買うとそのいくらかかが学校に入る仕組みです。学校イベントの資金集めのひとつとなっています。
そしてそのブックフェアの後、3学期最終日の前日に締めくくりとして行われるのがBook Character Dress Up Dayと呼ばれる仮装大会です。ブックフェアに合わせて、本の登場人物や動物などに仮装する一大イベントとなっています。
また、学校によっては、School Productionという演劇発表会のような行事もあり、全校生徒で約1時間ほどのひとつのショーを作り上げます。担当の先生とともに、台本作りからすべて生徒(高学年)が手がけるのです。
さらにこの公演は、学校の講堂での上演にも関わらず、観覧には1人2ドルで購入できるチケットが必要となります。
ニュージーランドは金融が発達していますが、こんなところにも資金集めに対する意識の高さや金融リテラシーの高さが伺えますね。
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