Bay of Plenty西部の賃料は、郊外を除いて引き続き上昇中
2018年7月27日
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ニュージランド北島の北東部に位置するBay of Plentyの中で、西部地域におけるほとんどの賃料は15%も増加しましたが、郊外では大幅に下落したという新しい調査結果が明らかになりました。
Merivaleの週平均賃料は、昨年、350ドルから300ドルに下がりました。この地域は、テナント裁判所に申し立てられた債券から回収された賃貸債券データを基にした数字の中で、大幅に減少した唯一の地域です。 Brookfield、Gate Pa、Te Pukeの平均週賃料もやや減少しました。
これと比較して、Mount MaunganuiとMaungatapuの平均賃料はそれぞれ511ドルと455ドルとなり、15%の増加となっています。
タウランガ・バジェット・アドバイザリー・サービスのマネージャー、Diane Bruin氏は、「賃料の上昇は人々の大きな悩みです。これには、共働きやダブルインカムの顧客も含まれています。賃料が高くなっても、賃金は追加で上昇しませんから。」と語りました。
Bruin氏は、すべての顧客の賃料が過去1年間で増加しており、これは絶え間ない懸念事項だと指摘しています。
Ōmokoroa, Ōtumoetai, Mount Maunganui, Omanu, Arataki, Maungatapu, Greerton, Judea, Pongakawaは全て5%以上の上昇を見せたのです。
さらに同氏は、人々が簡単にローンを組んだものの、その後家賃を支払うことができなかったと言います。
「そして、食事に影響が出て来るというのが一般的です。」
タウランガコミュニティフードバンクの救済マネージャーBrendon Collins氏は、「多くの人々が賃料の高騰に追いつくのに必死で、サービスに対する需要が増加しています。」と懸念しています。
「以前はそう言った人々は、社会経済レベルが非常に低い人々のみでしたが、今はそうとは限らないのです。」
また、Taurangaの賃貸オーナーのDan Lusby氏は、Merivaleの住宅の質は、他の地域と同等である必要はなかったと考えています。
彼曰く、「Maungatapuのような地域では、賃貸物件のオーナーは更に裕福になる傾向があるとともに、テナントに向けて修繕などにお金を費やす傾向があるので、もう少し賃料の引き上げを要求しているのです。
そのため、貸出し先を求めていながら、唯一賃料の下がったMarivaleへの引っ越しで破談になった信託受益者によく出会いますよ。」とのことです。
そして、OneRoofの編集者Owen Vaughan氏は以下のように語りました。
「Taurangaの賃料の上昇は、恒久的および長期的な移住の増加を背景に賃貸物件の需要が高まっていることに支えられています。
同地域は成長しており、投資やビジネス活動の拠点であることが証明されています。このこととファーストホームバイヤーの急増は、賃貸市場のいくつかの分野に上向きの圧力をかけているのです。
都市をまたいで生まれる強烈な価値はまた、影響を及ぼすことになるでしょう。AucklandのようにTaurangaは、銀行に資本を持つ不動産投資家にとって魅力的な市場なのです。」
最後に、Eves and Bayleys Real Estate (不動産会社)のSimon Anderson最高経営責任者は「今、良い賃貸物件を保有している人はそれを失いたくはないに決まっているでしょう。」と語り、継続的な需要にもかかわらず、市場に賃貸不動産が不足していることを指摘しています。
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