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政府管理の社会住宅・ハウジングニュージーの順番待ちの列が5,000件を超える

2017年8月9日

NZニュース

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需要の増すソーシャルハウジング

 

新しく発表された数字によると、ニュージーランドの社会住宅に対する需要の高まりは、減速の兆しを見せていません。

 

ソーシャル・ハウジングの公式待機リストは昨年から40%増え、2014年中頃に社会開発省の管轄になって以来初めて5,000世帯を超えました

 

この増加は、オークランドとクライストチャーチの需要によってもたらされたもので、3月以降に合計250人がリストに追加されました。

前四半期の結果が4月に発表された後、Amy Adams社会住宅大臣は、需要の伸びが2%に低下したと指摘しましたが、過去3カ月間に10%上昇し、再び需要が増加しました。

”冬には、支援が必要な人の数が増えているでしょう”とAmy Adams社会住宅大臣は語ります。

“私たちの目標は、支援を必要とする人々をサポートすることであり、需要が増加している間にサポートを必要としている人を支えることです。”
そして、“政府は社会住宅の数を増やして需要に対応しています。”と述べています。

 

実際にハウジングニュージーなどを通じて利用可能な住宅数は、前四半期に65,979件から66,332件に増加しました。

最近の社会住宅省の四半期レポートによると、政府は緊急住宅補助金へ1週間に1百万ドルを費やしているのです。

モーテルなどの一時宿泊施設に人を預けるために費やされた金額はというと、前四半期に8.8百万NZDから12.6百万NZDに増加しました。

 

早急な対策を求められる緊急住宅

 

政府は、セクターのレビューを経て、2015年に初めて緊急住宅に資金を供給し始めました。当初は、助成金のために年間2,000万NZDの予算を設定していました。

労働党の住宅担当者、Phil Twyford氏は、“国民党は住宅不足問題をよく理解していない”と語っています。

国民党は、3ヶ月ごとに350件の緊急住宅補助金をモーテルに発行する必要があると考えているといいます。
実際に直近の3ヶ月で、彼らは11,446戸を確保しました。

 

Paula Bennett副首相は、政府が踏み込む前に、受益者が一時的な住宅を支払うために資金を借りていたとも発表しました。

政府は一体この住宅政策にいくらかけたらいいのか予想していませんでしたが、その額は予想以上のものだったのです。

そしてBennett副首相は、政府が早期に介入すべきだということを認めたのです。

 

社会住宅待機リスト
2014年6月:4,630
2015年6月:3,352
2016年6月:3,877
2017年6月:5,353

 

ニュージーランドの住宅不足の深刻さはいつまで経っても変わらないですね。

 

今回とりあげられたハウジングNZですが、実は投資家にとってはとても魅力的な物件です。

政府が借り上げているため、保有している際は100パーセントの家賃保証。政府との契約が切れた後、売却時には一般市場に出されるために物件価格が高騰するという点がハウジングNZの特徴です。

 

弊社でも在庫が2件ほどございます。気になる方はこちらをチェックしてみてくださいね。
ハウジングニュージー 物件案内はこちら

 

 

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