ニュージーランドは、自国民よりも移民がGDPを上げている国です。外国からの投資が国を大きく支えている為、海外から資金が集まりやすいように、ニュージーランドでは金利を高く設定しています。最近では、テロが多発している為、北半球への投資から南半球へと増えています。世界的に見て、先進国でこれ程政策金利が高い国は珍しいと言えます。

ニュージーランドは食料の自給率が300%の国であり、輸出が盛んです。その為、国はニュージーランドドル安にしようとしますが、ニュージーランドドルが強い為、施策を行わないとすぐにニュージーランドドル高になってしまうこともあります。円高の際にNZDを買い、NZD安の際に円に戻すのが得策と言えます。

この表からも読み取れるように、ニュージーランドの預金金利は日本と比較にならないほど高く設定されています。 その結果、手元に置くよりも預金した方がお得、となるのですが、実は現金で持つよりも投資をする人が多くみられます。なぜならニュージーランドはインフレの国なので、預金金利よりも投資をした方がリターンが期待できるという認識が浸透している為、ニュージーランド人は投資へ積極的なのです。特に不動産投資がその中でも人気です。