現地不動産屋が教えるニュージーランド移住&投資ガイド
Currency Rate1NZDJPY 77.76 USD 0.715 2021年04月19日 06:23 AM  更新

【連載157回目】コロナ禍を振り払う勢いの「NZ不動産市場」、上々の滑り出し

2021年2月17日

連載コラム 一色 良子

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ニュージーランドでは新型コロナウイルスへの早期の対策が奏功し、感染拡大は最低限に抑制されています。海外永住組の帰国ラッシュも続き、一説によればその数は3万人とも…。不動産業界では金利の低下が追い風となり、ますます勢いは止まりません。2021年のニュージーランドの不動産市場はまさに絶好調です。※本記事は、オークランド在住で不動産会社を経営する著者が、現地でしか掴めない不動産事情をレポートします

 

広い庭を好まないアジア系住人たち、住宅事情にも変化

 

物件デベロッパーは、停滞気味だった建築スピードを上げつつ、一気に宅地造成を進める勢いです。

何気なく通っていた道路脇にもアパートやタウンハウスが立ち並び、建設ラッシュが続いています。土地分割ができるところでは、単純な2分割のみならず、戸数が増やせるタウンハウスの建築が盛んになってきました。

 

建物の建設が進み、あっという間に風景が変わる。

 

日々工事現場の脇を通りながら、建設状況の変化を観察していますが、1日ごとの変化があまりにも大きく、驚くばかりです。

 

土地を最大限に活用して建設するとなると、庭はなくなってしまうのでしょうか? いいえ、最低限の広さの庭を確保しなければなりません。

 

もしかすると、オークランド市内中心地はその規則が免除されているのでしょうか? 左右どちらから見ても、建物はフェンスのギリギリに建っています。昔のKIWIたちは、広い庭で子どもたちを遊ばせ、BBQを楽しみ、クリケットなどのスポーツで汗をかいたものでした。ところが、いまはそんなわけにはいきません。

 

幸い、住宅地には「リザーブ」といわれる手ごろな公園が各地に整備され、ほかにも「ドメイン」といわれる広大な公園が各所にあり、家に庭がなくても、ドライブや散歩がてら、最寄りの公園で充分遊べる環境が整っています。

 

アジア人には、芝生の手入れが必要になる庭を面倒に感じる人が多いようです。アジア人の保有する家は、庭の部分をすべてコンクリートやタイル張りに変え、芝生部分も人工芝という徹底ぶりです。

 

そんな現代人の好みの変化から、ニュージーランドの住環境も変化しているのです。

 

はてさて2021年、コロナとともに生活しながら、社会や経済がどのように変化していくのか、先の見えにくい状況にありますが、ニュージーランドでは、十分な土地が整備され、人口も増えています。開港が決定された暁には、不動産業界のみならず、各種業界・分野でも、コロナ前を超える勢いが見込めると考えています。

 

今年もオークランドよりホットな情報を発信していきますので、よろしくお願い申し上げます。

Author Profile

一色 良子
一色 良子Goo Property NZ Ltd. 代表取締役社長
1982年、大阪女学院短期大学英語科卒業。カリフォルニア大学デイビス校留学。帰国後、旅行会社のツアーコンダクターに従事。1987年、ニュージーランドツアーの添乗を機に、移住希望を持つ。
1995年1月の阪神・淡路大震災を経験し、1996年に移住を実現。 自己の居住用物件さえあれば、落ち着いて生活ができると感じ、ワンルームマンション購入を実行。その経験を生かし、不動産業界に参入。当時インターネット環境が整いつつある中、日本語ウェブサイトを開設し、留学・観光・不動産投資についてのコンサルティングを始める。
現在、ニュージーランドの大手不動産売買仲介会社であるHarcourts New Lynn(ハーコウツ・ニューリン)支店にてセールスコンサルタントとして活動しながら、日本人のための投資コンサルタント会社Goo Property NZの代表として活躍中。
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