現地不動産屋が教えるニュージーランド移住&投資ガイド
Currency Rate1NZDJPY 65.39 USD 0.605 2020年03月29日 08:16 AM  更新

【連載第146回】NZ・オークランド北側…新興住宅地「ロングベイ」の開発状況

2020年2月14日

連載コラム 一色 良子

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ニュージーランドは各地で開発が進み、次々と新興住宅地が誕生しています。オークランド市内中心部から25キロ程度北上した「ロングベイ」はまさに開発真っ盛りで、これからの発展が期待できる地域です。本記事は、オークランド在住で不動産会社を経営する著者が、現地でしか掴めない不動産事情をレポートします。


 

アルバニー、オレワ近辺に続き、まさに開発真っ最中

オークランド市内中心から北へ約25キロ進んだところにあるエリア、ロングベイ。知人が「新しくできたカフェがお勧めよ」と教えてくれたので、早速出かけることにしました。

 

ベイの手前にあるブラウンズベイまでは、よく仕事で行くのですが、北の方面へ向かうときは高速道路を使うため、ロングベイはあまり通りません。我々にとっては盲点ともいえるエリアでした。

 

いざ赴くと、新しい道路が作られ、その向こうでも丘を切り開き、まさに宅地造成している最中でした。アルバニー、シルバーデールやオレワ近辺…北方面では、牧草地を開拓して住宅造成している光景は見慣れたものでしたが、ロングベイまでも同じような状況であったことに驚きました。

完成した住宅と宅地造成中の丘

この丘はこれから住宅地へと姿を変える

 

集合住宅とレストラン

 

目を引くオブジェのある商業施設

 

上記の写真は集合住宅やレストランを撮影したものですが、これらの建物が完成したそばにある丘には、まだまだ住宅地を開発している光景も写っています。あと半年から1年ほど経てば、また新たに住宅地が誕生するでしょう。

 

現状はスーパーマーケットが1店舗あるほか、パブやカフェ、スポーツジムなど商業用設備が整いつつある半面、まだまだ人口が少ないことから、十分なビジネス効果は得られていません。しかし、住宅が完成して街が賑わい、忙しくなることを期待して、現在はビジネスの基礎固めをしているところだといえます。

 

新興住宅地の相場は、90万~130万NZドル程度

 

近年、このような新興住宅地を開発する動きが目立っています。北でいえば上記で述べた地域、西はホブソンビル、クメウ、東はボタニーダウン近郊、南はタカニニ、パパクラ、プケコヘなど、牧草地や丘を切り開いて住宅開発を進めています。さらに、南はワイカト地方との境界周辺も勢いを増しています。

 

我々は毎月オークランドの平均値をお知らせしていますが、読者の皆さんはきっと新興住宅地の価格帯も気になるところでしょう。

 

1戸建ての場合、相場は90万NZドル台から130万NZドル。ベッドルームは3~5つあり、バスルームは必ず2つはあります。家によってはリビングルームが2つという場合もあり、130万~150万NZドル台のお家は大家族向きといえるでしょう。

 

ニュージーランドは車社会であるため、高速道路が無料だったり、出入り口が豊富だったりと、車移動の自由度が高いのです。ラッシュアワーのストレスはありますが、オークランドに住む人々の時間差出勤や自営業率の高さといった生活環境を考えると、暮らしやすい街であるといえるでしょう。

 

2020年1月の販売実績

 

ニュージーランド国内平均販売価格、71万ドルを越えました。対先月0.9%上昇。オークランドも1.3%上昇で95万ドルとなり、じわじわと100万ドル台へと進んでいます。

 

[図表]2020年1月のニュージーランド不動産価格

 

 

Author Profile

一色 良子
一色 良子Goo Property NZ Ltd. 代表取締役社長
1982年、大阪女学院短期大学英語科卒業。カリフォルニア大学デイビス校留学。帰国後、旅行会社のツアーコンダクターに従事。1987年、ニュージーランドツアーの添乗を機に、移住希望を持つ。
1995年1月の阪神・淡路大震災を経験し、1996年に移住を実現。 自己の居住用物件さえあれば、落ち着いて生活ができると感じ、ワンルームマンション購入を実行。その経験を生かし、不動産業界に参入。当時インターネット環境が整いつつある中、日本語ウェブサイトを開設し、留学・観光・不動産投資についてのコンサルティングを始める。
現在、ニュージーランドの大手不動産売買仲介会社であるHarcourts New Lynn(ハーコウツ・ニューリン)支店にてセールスコンサルタントとして活動しながら、日本人のための投資コンサルタント会社Goo Property NZの代表として活躍中。
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