ニュージーランドのオークランドが不動産投資先として人気であることはお伝えしてきましたが、最近になって、「ノースランド地方」もオークランドに代わる魅力的な投資先として注目されつつあります。今回は、なぜノースランド地方が注目されているのか、オークランドと比べどのような投資メリットがあるのかを説明します。
高額で多くの投資家が手を出せないオークランド不動産
オークランドは、ニュージーランドでの不動産投資家の間で、最も人気の都市と言えるでしょう。
この市場に対して、メディアは多くを語り、近年のキャピタルゲインは確かに素晴らしいものでした。
しかし、これは万人向きではありません。
オークランドの不動産は、急速な値上がりによって、多くの投資者(特に担保として使用できる物件を持たない投資者にとっては)の手に届かない場所となってしまいました。
ファンガレイと比較的に広いノースランド地方は、オークランドに変わる魅力的な投資先として注目されつつあります。
大きな流れの中で、不動産投資者は、なぜノースランド地方を注目しているのでしょうか? その理由を見てみましょう。
投資額が低く、賃貸利回りも高い「ノースランド地方」
○低い投資額
104万7,179NZドル……これは、豪華なヨットや南フランスでの物件の値段ではありません。
QVのデータによると、この非常に高い数字は、オークランドでの平均的な物件の値段です。
この市場で投資をするのに必要な資本を持っている投資者はいるかも知れませんが、多くのオークランド人にとっては、初回の投資としては、高すぎるのです。
ファンガレイでの平均的な値段は、オークランドの半分以下の45万NZドルですので、ずっと投資をしやすい金額です。
40万NZドル以下で、お買い得な物件を多く見つけることもできるのです。
また、投資者が、銀行のLVR制限(ローンの頭金規制)を受けていない物件を見つけて、8万NZドル以下の低い頭金で物件を買うこともできます。
○賃貸利回りは高い
物件価格が安く、比較的家賃が高いため、投資利回りが良いのです。
よって、利益を出す為に、キャピタルゲインへの依存は、利回りが常に3%以下のオークランドよりはるか低いと言えるでしょう。
北部の地域で、投資の有望地域はモーニングサイド、ラウマンガと、マヌウ。
QVによると、平均賃貸の利回りは5.8%です!
もう1つの有望地域は、2016年にわたって平均賃貸が9.4%も成長し、5%の目前になったカモという地域です。
こんなに堅実な利回りがあれば、ローンを全て家賃所得で賄うことができることでしょう。
○その他、上昇中の地域
ファンガレイは、綺麗な海辺で囲まれた町だけではありません。
実際には、ファンガレイの経済は活気があり、提供できるライフスタイルの質は高く、高いレベルで移住生活を過ごすことができるのです。
この経済成長は、今後も続くと思われています。
ファンガレイ郡議会は、2013年と2048年の間には人口が約50%も増えると予測しています。
更に有望なのは、つい最近発表された経済の実績についての数字であります。その数字によると、2015年ではファンガレイの経済は年率4.4%成長していて、雇用率も2.4%成長しました。
不動産に投資するには、その地域の経済に対する深い知識が必要であり、投資を決断する前に、その地域が健全な経済成長を遂げているかどうかを知る事は重要です。
○ノースランドへ投資する更なる理由
不動産投資は、賃貸利回り、キャピタルゲインと将来的な成長の可能性の厳然たる事実に基づいて行われるべきです。
多くのオークランド不動産投資者にとっては、ファンガレイは未知の領域であります。
ノースランドの市場の経済指標や物件情報をリサーチし、割安で高利回りの理想の物件を見つけ、投資目標を達成しましょう!
Author Profile
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1982年、大阪女学院短期大学英語科卒業。カリフォルニア大学デイビス校留学。帰国後、旅行会社のツアーコンダクターに従事。1987年、ニュージーランドツアーの添乗を機に、移住希望を持つ。
1995年1月の阪神・淡路大震災を経験し、1996年に移住を実現。 自己の居住用物件さえあれば、落ち着いて生活ができると感じ、ワンルームマンション購入を実行。その経験を生かし、不動産業界に参入。当時インターネット環境が整いつつある中、日本語ウェブサイトを開設し、留学・観光・不動産投資についてのコンサルティングを始める。
現在、ニュージーランドの大手不動産売買仲介会社であるHarcourts New Lynn(ハーコウツ・ニューリン)支店にてセールスコンサルタントとして活動しながら、日本人のための投資コンサルタント会社Goo Property NZの代表として活躍中。
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