オークランドの住宅ローンブローカーは、貸出規制により、銀行からのブリッジファイナンスが「不可能」になっており、人々が家を購入するのが難しくなっていると言います。
ブリッジング・ファイナンスは、通常、自宅を売る前や家を購入する際に、短い期間でより高い額の融資を調達するために使用されます。
しかし、Squirrel Mortgages最高経営責任者(CEO)のJohn Bolton氏は、貸出金と価値比の組み合わせ、オーストラリアの規制、海外所得制限、銀行資本要件によるニュージーランド銀行による貸出のしめつけは、人々が住宅を売買することをより困難にしていると述べています。
お客様の中には、現在不動産所有し、それを売る前に次の物件を購入したいという方がいらっしゃいます。
売却へのプレッシャーも彼らは感じたくはありません。
しかし、銀行がブリッジファイナンスをしたがらないために、こう言った手法は不可能になってきています。
Bolton氏は、オークランドでは現時点で市場に不動産が不足しているため、すぐに売れない人々は、低価格で取引をするというよりも、不動産を市場から撤去していると語っています。
オークランドには不動産が不足しています。
とある顧客は、株式をたくさん保有し、高収入、会社の最高経営責任者を務めていたにもかかわらず、自宅を売る前にトレードアップしたいという要望はかないませんでした。
他のカップルにも、次の不動産を購入したいので、現在の不動産を賃貸に出し、売却を望んでいましたが、銀行はそこに融資をすることを拒みました。
Bolton氏は、私たちはさらに多くの付随的な被害を受けており、今後6ヶ月間にはさらに多くの被害を受けるだろうと予測しています。
Bill English首相は、準備銀行が住宅ローン貸付の制限を解除することを検討すべきだと示唆しました。
ニュージーランドの住宅市場には「是正」というものがあり、“どのように制限があるのかという問題が提起された”と彼は語ります。
“loan-to-value(LVR)ルールを条件から取り除くことも重要なことです。
なぜなら理想的には、市場の永続的な特徴ではないのですから。”
しかし、同氏は、頭金が20%以下の人にどれくらいの金額を貸し付けることができるかを制限するloan-to-value(LVR)ルールは、準備銀行向けの問題だと述べています。
不動産業界は、昨年の四半期まででオークランドでの住宅セールスが落ち込んだ後、LVR規則の緩和を求めました。
BarfootとThompsonは、物件が600,000ドルの比較的安めの物件を購入するエントリーレベルのバイヤーには貸出制限が免除されることを望んでいます。
Bolton氏は、頭金やエクイティーの必要額を20%から15%に引き下げるように制限が緩和されることを望みたいと述べました。
しかし一方でこのLVRルールは単独で様子を見る必要があるのではないかとも語っています。
Bolton氏
“このLVRルールの引き締めは今まで多く議論されていませんでした。
販売価格/販売数量の削減はどれくらいのものと思われますか?
これは市場の修正ではなく、これは政策によって引き起こされる市場の変化であり、これは完全に政策によって推進されています。”
しかし、準備銀行は、住宅市場の懸念を再確認しました。
銀行のインフレ率は、LTVレートの制約、与信状況の厳しさなどにより緩やかなものとなっていると述べています。
不動産が不足しているため、銀行ではブリッジファイナンスにまで力を入れる必要はないという考えなのでしょうか?
もしくは、そこに融資をしなくても他に買える人がいればそれでいいという考えなのかもしれないですね。
ニュージーランドの不動産市場の需要はまだまだ収まりそうにありません。
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