現地不動産屋が教えるニュージーランド移住&投資ガイド
Currency Rate1NZDJPY 88.67 USD 0.577 2024年12月14日 12:32 PM  更新

ニュージーランドのゴールデンウィーク

2017年5月1日

NZニュース

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祭日・公休日は国によってもちろん違います。
ゴールデンウィークやシルバーウィークというのは日本独自のものですし、面白い名前だねと外国人に言われることもあります。

 

ニュージーランドといえば、独特であるのは、Auckland AnniversaryやWellington Anniversaryなど住んでいる地域によってことなる祭日があることです。いわば、東京都の休み、もしくは大阪府の休みということになります。

ニュージーランド人はよく休んでいるイメージがありますが、日本のゴールデンウィークのような連休は実は多くありません。
イースター休暇でも4日間のお休みなのです。

 

イースター休暇の過ごし方

 

イースターは日本語では復活祭と訳されるお祭りです。キリスト教徒にとっては大事なお祭りで、処刑されたキリストが3日後に復活したことを記念するお祝いイベントです。

キリストの復活はキリストの行った奇跡の最たるものですから、キリスト教圏では生誕を祝うクリスマスより更に重要な行事となっています。

ニュージーランドのカレンダーは、キリスト教を基本とした祝祭日が多く組み込まれていて、毎年3月もしくは4月にイースター・ウィークエンドと呼ばれる週末があり、金曜日から月曜日まで4連休が発生します。

3月もしくは4月とありますが、日にちなどは決まっておらず、イースターは、基本的には春分の日の後の最初の満月の次の日曜日に祝われるため、数週間の間でずれます。
日本のゴールデンウィークもシルバーウィークも毎年ずれますが、数日程度のずれなので日本人からすると不思議ですよね。

 

イースター・ウィークエンドは金曜日に始まります。始まりの金曜日はGood Fridayと呼ばれます。

 

日本では、クリスマスは家族で過ごすというよりも、恋人と過ごすイベントのようになっていますが、欧米本来にならうと家族ですごす文化です。日本のお正月は家族で過ごす人が多いですよね。

イースター・ウィークエンドも家族ですごすのが本来の文化であり、ニュージーランドでもこの文化は色濃く残っています。

 

復活を祝うのですから勿論ご馳走を皆で食べます。他には、皆さんがイースターと聞いて連想するものといえば、イースター・エッグではないでしょうか?

元々は本物の卵にペイントをしていましたが、最近では卵形のチョコレートを使うのが主流になってきていて、スーパーなどどこでも手に入れることができます。日本でも、ソニープラザさんなど可愛い輸入グッズが手に入るお店で手に入れることができます。最近はイースター・バニーのチョコレートも多いですよね。とても可愛いので人気です。

 

“みんなの祝日”イースターには要注意!

 

ここで、イースターで気をつけないといけないことがあります。
これもニュージーランドらしいのですが、グッドフライデーとイースターサンデーはお店がお休みになってしまうのです。

実は、ニュージーランドには祝日にはお店は開けることができない法律があります。日本のお店を考えると驚きですよね。
一年のうちで定められている祝日の中でイースター期間中の金曜日と日曜日には一般的なお店はお休みになります。スーパーマーケットでさえお休みになるのです。
スーパーでお土産を買おうと思ったのに!という人は注意しておかないと大変です。

コンビニは??と確認したくなるところですが、コンビニやガソリンスタンドなどの日常生活品を販売しているところはオープンしています。
ただ、日本のコンビニは世界でも最強でありニュージーランドのコンビニも同じと考えない方がいいので、ニュージーランドでお土産を買うならやはりスーパーをお勧めします。
また観光ツアーや定期バスなども通常通り運行しています。

 

金曜日はバーに繰り出そう!と旅行者が思ったとしても、グッドフライデーにはバーなどのお酒だけを提供する場所はほとんどお休みとなってしまいます。
オープンしている店では、食事を共にとらない限りはビールだけの提供も許されないのです。日本人には馴染みがなさすぎてびっくりですよね。
レストランでさえもグッドフライデーとイースターマンデーはお休みのところが多く見られるのですから注意が必要です。

また、仮に営業していたとしても、グッドフライデーとイースターマンデーはレストランやカフェでは追加料金があることも珍しくありません。
この理由はまたニュージーランド独特なのですが、ニュージーランドでは、祝日に働く人に対してHoliday payという祝日手当を与えなければならないという法律もあります。
そのためグッドフライデーとイースターマンデーに開けているレストランやカフェなどでは15%ほどの追加料金がメニュー価格に加算され請求されることがあるのです。土曜日と日曜日にはありません。
日本であれば連休は掻き入れ時なのですが。ニュージーランド人は違うようです。

 

そしてイースターの時期はお店がイースターセールを開催する時期でもあります。町中に何十%OFFなんて看板が目立つのも特徴ですね。

 

さて、今回はイースターのご紹介兼・ニュージーランドに来る際は知っておきたいニュージーランドルールのご紹介でした。ニュージーランドに渡航の際は、こう言った休日や独特の文化にご注意ください。折角日本での休暇を使って行っても、現地のお店が休みでは悲しすぎますよね。

 

その他に、やっていないお店が多い祝日には
Good Friday, Easter Sunday, Christmas Day, Anzac Dayなどがあります。

 

それでは皆さん、日本のゴールデンウィークをお楽しみください。

 

 

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