現地不動産屋が教えるニュージーランド移住&投資ガイド
Currency Rate1NZDJPY 70.95 USD 0.661 2019年06月24日 20:36 PM  更新

ニュージーランドで不動産を最も高く売る方法とは?

2017年2月24日

連載コラム 一色 良子

オークション キャピタルゲイン 海外不動産

ニュージーランドでは、物件の売却方法にも様々な種類があります。今回は、代表的な売却方法を見ていきましょう。


 

プレミアム価格で売りたいなら「オークション」が最適

 

物件の売却方法を選ぶことは非常に大切です。現在、どのような売却方法があるのかを見ていきましょう。

 

①オークション

住宅価格の高騰に関するメディアのコメントを誰しも目にしたことがあると思います。どれが最良であるかについては数多くのセオリーがありますが、最終的にどれを選ぶかには「低供給」と「高需要」の2つの要因があります。

現在、ニュージーランド市場は疑いの余地なく高い需要、低い供給状態であり、特にオークランドとクライストチャーチでは、激しい市場競争があります。

オークションは競争の激しい市場においてプレミアム価格を得るには最良の販売方法です。オークションでは、値の付いてない物件のマーケティングを短期間に、明瞭に、集中して行うことができます。これにより、競争がある状況において、買い手がその物件の新たなオーナーになるためにいか程の軍資金を用意しているかをはかり知ることができます。

値を付けてのマーケティングでは熱心な買い手の支払い上限を制限してしまいます。物件の価格一覧が提示されると、それに対しいくらまで払えるかを買い手が想定してしまうためです。

一方で、オークションでは売り手が期待する以上の結果がもたらされるチャンスが存在します。

 

②テンダー

テンダーはオークションと同様の働きをしますが、公開競売日のようなものはありません。その代わりにテンダーでは具体的な日時までの競売となります。

またテンダーでは、値を公開しないことで競争生み出すというもう1つのチャンスを売り手に与えてくれます。売り手は取引条件と締切日を設定し、買い手は1度だけ自身の最高の入札額を提示することができます。売り手は必ずしも最高提示額を受け入れなければならないわけではありません。納得のいく結果を得るために売り手は交渉する入札者を選ぶことができます。

 

効果的な販売方法は、地域の需給バランスにより変わる

 

③価格交渉(PBN)

この販売方法は以下の3つのいずれにも当てはまります。

1. 価格の開示がない。買い手はセールスコンサルタントを介して購入希望額を提示します。

2. 最低希望価格のみ開示されている。この価格以上の購入希望額の提示が買い手によって期待されます。

3. 販売希望価格の価格幅が開示されている。この価格範疇での購入希望額提示が期待されます。

 

PBNの利点は、市場の関心の高さによって、売り手が公正な販売価格を測ることができることです。「値段開示がない」という側面が、より熱心な現金主義の買い手を魅了します。また、オークションやテンダーとは異なり、販売日や締め切り日がないため、買い手は急いで決定を下す必要がありません。

 

④固定価格

明確な販売希望価格が提示されます。もし物件の提示価格が適正であれば多くの興味を引き、場合によってはプレミアム価格での引き合いが複数得られるかもしれません。また、固定価格の場合、買い手は価格基準を知ることができ、不動産ウェブサイトで物件価格を検索することができます。

しかし、物件に実際の価値以上または価値以下の値が付けられることがあるため、買い手は値段からのみ判断し、物件を調査することなく割引いて考える可能性があります。これにより物件の市場価格が効果的に制限されます。

 

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競売実施前に潜在的な買い手から売り手に打診がある場合があります。

もしその申し出を受けることを望まれる場合、ほとんどの場合、販売コンサルタントはオークションの前倒しを推奨し、他の買い手との接触を勧めるでしょう。そしてオークションではこの最初の申し入れを初期入札として設定することができ、そうすることでより多くの購入額を提示する用意のある買い手を見逃すことがなくなります。

効果的な販売方法は、その地域の需給バランスにより異なります。ベストな方法を選択しましょう。

 

 

 

 

Author Profile

一色 良子
一色 良子Goo Property NZ Ltd. 代表取締役社長
1982年、大阪女学院短期大学英語科卒業。カリフォルニア大学デイビス校留学。帰国後、旅行会社のツアーコンダクターに従事。1987年、ニュージーランドツアーの添乗を機に、移住希望を持つ。
1995年1月の阪神・淡路大震災を経験し、1996年に移住を実現。 自己の居住用物件さえあれば、落ち着いて生活ができると感じ、ワンルームマンション購入を実行。その経験を生かし、不動産業界に参入。当時インターネット環境が整いつつある中、日本語ウェブサイトを開設し、留学・観光・不動産投資についてのコンサルティングを始める。
現在、ニュージーランドの大手不動産売買仲介会社であるHarcourts New Lynn(ハーコウツ・ニューリン)支店にてセールスコンサルタントとして活動しながら、日本人のための投資コンサルタント会社Goo Property NZの代表として活躍中。
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