世界最大級のメガバンク「HSBC」が2016年版「移住するのに最適な国 トップ45」を発表しました。
190カ国・地域に暮らす約2万7000人の国外居住者を対象に、「経済」「暮らし」「家庭」の3分野で調査をし、その結果を各国・各分野ごとに数値化したものになります。
※()内の数字は、その国の総合値です。
【2016年版 移住するのに最適な国 トップ20】
第1位:シンガポール(0.57)
第2位:ニュージーランド(0.55)
第3位:カナダ(0.54)
第4位:チェコ(0.53)
第5位:スイス(0.52)
第6位:ノルウェー(0.51)
第7位:オーストリア(0.51)
第8位:スウェーデン(0.51)
第9位:バーレーン(0.50)
第10位:ドイツ(0.50)
第11位:オーストラリア(0.50)
第12位:アラブ首長国連邦(0.49)
第13位:香港(0.48)
第14位:台湾(0.48)
第15位:オランダ(0.48)
第16位:スペイン(0.46)
第17位:ロシア(0.46)
第18位:オマーン(0.46)
第19位:ベトナム(0.44)
第20位:日本(0.44)
1位はシンガポール。2位にニュージーランドが食い込んできました!
「暮らし:1位」「家庭:4位」と素晴らしいランクです。
一方の日本は全体20位との結果になっています。
https://www.expatexplorer.hsbc.com/survey/country/japan/new-zealand
経済で比べてみましょう。
●総合:ニュージーランド15位・日本28位
主だったところを比較してはワークライフバランス:ニュージーランド3位!(日本45位)
このトピックについてはまたご紹介しますが、ニュージーランド人は家族を大事にするため、職場全体が個々をサポートする形をとっています。
なので皆家庭を第一に働くことができます。ご両親も、お子さんの授業参観や体育祭を仕事で見逃してしまう。なんてこともありません。
⚪︎政治:ニュージーランド5位(日本15位)
ニュージーランドの政治はかなり有言実行の割合が高い気がします。インフレや移民の数の目標達成などもそうですね。クリーンといえば不動産業界にも言えることで、不正が起こらないよう金銭取引をされる口座は弁護士のエスクロー口座が使用されます。
⚪︎起業意欲:ニュージーランド4位(日本40位)
外国人も含め起業しやすい環境のせいかニュージーランドでは起業意欲が非常に高いです。日本は未だ大企業や公務員希望が目立つのでしょうか。
⚪︎貯金:ニュージーランド17位(日本41位)
日本ではデフレのためやはり貯金している人が多いようです。かたやインフレのニュージーランドでは、投資に回しているためか貯金が少ないようですね。
続いては暮らし部門
●全体:ニュージーランド1位(日本13位)
⚪︎財政状況:ニュージーランド1位(日本42位)
⚪︎保険衛生:ニュージーランド2位(日本4位)
国立病院が無料の国!さすがです。とはいえ日本の病院や医療保険などは凄く充実してますよね。
⚪︎人生の質:ニュージーランド3位(日本19位)
●家庭部門:ニュージーランド4位(日本25位)
⚪︎寛大さ:ニュージーランド2位(日本40位)
⚪︎パートナーとの親密さ:ニュージーランド5位(日本24位)
プライベートにかける時間が長いせいか、5位にランクイン!
⚪︎人生の質(家庭の):ニュージーランド1位(日本22位)
家庭を世界一大事にしているからですからね!
やはり、全体的に、ニュージーランドは家庭を大事にし、プライベートを尊重するという素晴らしい文化が浸透している」とがこのグラフからも読み取れます。
日本は安全面が1位であるほか、文化が3位、職業の安定性が5位と、安心・安全で安定を求めるいい国だということがわかります。
とはいえ、日本人からしたら羨ましいファクターがたっぷりのニュージーランド。来年は1位に成るんじゃないでしょうか?!
参照:HSBC 2016年版「移住するのに最適な国 トップ45」
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