現地不動産屋が教えるニュージーランド移住&投資ガイド
Currency Rate1NZDJPY 72.56 USD 0.671 2019年07月23日 23:14 PM  更新

価格上昇が止まらない!? ニュージーランド住宅価格の現状

2016年7月1日

連載コラム 一色 良子

投資 海外不動産

オークランド地区では、平均住宅価格が来年には100万NZドル台に及ぶと言われています。今回は、この住宅価格上昇の要因を探っていきます。


 

投資熱の高まりが主因?価格上昇が続くNZ

QV(Quotable Value:不動産調査会社)の最新指標によれば、オークランドの現在の平均住宅価格は95万5,793NZドルで、これは1年前の15.4%増に当たり、オークランド地区の平均住宅価格が来年辺りには、100万NZドル台に及ぶだろうという見方が強まっています。

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この12カ月間、オークランドの住宅価格に上昇がみられたように、現在のペースで今後12カ月に渡って上昇が続けば、今年の終わりには100万NZドルを超えるでしょう。

ウェリントン地区の平均住宅価格は、1年前より10.2%上げて50万4,794NZドルになり、またクライストチャーチでは、3.3%上げて49万137NZドルとなりました(下記図表1参照)。

 

[図表1]QVによる平均住宅価格一覧(ニュージーランド全体)

 

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中央都市だけでなく、小さな町の不動産価格も上昇

QVナショナル・スポークスウーマンのアンドレア・ラッシュ氏は、多くの地域で投資が原因による価格上昇がみられると述べています。

続いて以下のようにも述べました。

「オークランドの住宅価格は再び急速な上昇をみせており、国内の他の地域でも同様の上昇が続いていますが、多くの場合、投資家による高い需要に起因します」

「タウランガ、ハミルトン、ウェリントン、ダニーデン、クイーンズタウンにおける住宅価格の上昇には特に目を見張るものがあり、これら中央都市への通勤・通学圏内にある多くの地方都市や小さな町においても価格上昇がみられます」

「移住人口の増加は過去100年間で最も早いペースで進んでおり、この人口増が投資家達の需要をさらに高めています。このハイペースの人口増加は、特にオークランドとクイーンズタウンにおける住宅供給が需要に追いつくことが決してないことを意味し、それがかつてない程に価格を押し上げているのです」

「オークランドでは、現在大都市の都市境となっている地区、および将来都市境となる地区の両方においてさらなる住宅が必要であることは明白であり、加えて新たにインフラを設ける必要もあります。このオークランドと他の地域の急成長の裏には、投資需要があるようです」

準備銀行による最新指標から、住宅ローンの多くが投資家に渡っていることが分かります。

オークランドにおいて、5月までの過去12カ月間に最も平均住宅価格の上昇がみられたのは物価の安い南部地区でした。

平均住宅価格が最も伸びたのはセントラル・マヌカウで、5月までの1年間に22.7%上昇し64万3,369NZドルをつけました。また、同価格の最も上昇値の低かったのはガルフ・アイランドで、5月までの1年間に11.8%上げて93万3,331NZドルでした。

以下、各都市の直近価格推移です。ほぼすべての都市において上昇が続いています。

 

[図表2]QV住宅価格指標

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Author Profile

一色 良子
一色 良子Goo Property NZ Ltd. 代表取締役社長
1982年、大阪女学院短期大学英語科卒業。カリフォルニア大学デイビス校留学。帰国後、旅行会社のツアーコンダクターに従事。1987年、ニュージーランドツアーの添乗を機に、移住希望を持つ。
1995年1月の阪神・淡路大震災を経験し、1996年に移住を実現。 自己の居住用物件さえあれば、落ち着いて生活ができると感じ、ワンルームマンション購入を実行。その経験を生かし、不動産業界に参入。当時インターネット環境が整いつつある中、日本語ウェブサイトを開設し、留学・観光・不動産投資についてのコンサルティングを始める。
現在、ニュージーランドの大手不動産売買仲介会社であるHarcourts New Lynn(ハーコウツ・ニューリン)支店にてセールスコンサルタントとして活動しながら、日本人のための投資コンサルタント会社Goo Property NZの代表として活躍中。
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